2018.09.05
WEB問診システムをお探しですか?
それでは早速始めましょう!
今回は、メルプWEB問診の新機能「問診作成機能」の開発経緯について話したいと思います。
この度、サービス導入の一番の律速になっていた「問診の作成」に関して、医療機関側で自由にWEB問診を作成・修正できる管理機能をリリースしました。
僭越ながら、各クリニックのA4 1枚の紙問診票を拝見していて、あまりクリニック間でバラツキがないと感じたので、雛形の問診を作成して提供でよいと最初は想定していました。
しかし、実際にWEB問診をリリースしたところ、こちらが想像していた以上に導入医療機関からの問診カスタマイズのご要望が多いことが分かりました。
例えば、以下のようなお問い合わせです(下記は、小児科の例)
当クリニックで使用している項目をベースに、不足していることを貴社で使用しているテンプレートの項目で補っていただければと思います。
例えば初診用問診の最後に、「当院を受診したきっかけ」の質問、再診用問診、定期受診で症状の経過の項目など入れていただければ良いかと思います。
まずの入り口で初診、定期受診(1カ月毎の受診)、再診(1週間以内の受診)、再診初診で分けていただくのが良いのではと思います。
当院で定期受診されているのは「気管支喘息」「皮膚症状(アトピー性皮膚炎含む)」「夜尿症」「アレルギー性鼻炎、結膜炎(花粉症含む)」くらいです。
このようなお問い合わせが来るたびに、今まではメールでやりとりしながら私が全部エクセルで作成していたのですが、導入件数が増えてきて作成がパンク状態になってきました。また導入した先生が毎回のメールのやり取りで気を遣われていたのを、メール越しにヒシヒシと感じていました。
今まであまりクリニック間で紙問診の内容にバラツキがなかったのは、A4 1枚に聞くべき内容をまとめないといけないという暗黙の了解があったことが原因であることがわかりました。
本来であれば、咳症状の人に対しては、発症時間や関連症状なども質問できればしたいですが、A4 1枚におさめるとなると、個人情報やアレルギー・既往歴などの入力欄もあるため、物理的な記入欄の制約のために聞けていないというクリニックが多かったです。
また、咳や熱など症状に応じて診察室で聞く内容は医学的にはあまり変わらないのでしょうが、開業される先生は、長年の臨床経験から自分が診察を最もしやすい自分なりの質問方法・質問順番が構築されていて、それが先生ごとに若干異なるということも様々な先生からヒアリングして分かったことでした。
診療科で話しますと、小児科の先生は熱に関して他の診療科の先生より熱型を重視する先生が多いです。発熱日から当日までの熱の毎日の経過を記載するように促している先生もいらっしゃいます。
少々前置きが長くなりましたが、上記の経緯があり、クリニック側で自由に問診を作成修正できる機能があったほうが良いという結論に達し、この度、問診作成修正機能を新たにリリースしました。
1)特定の回答に応じた質問を自由に作成できます(主訴が「咳」の人に対して、咳に関連する質問のみを表示するなど)。
2)修正した問診はリアルタイムで確認可能です。
3)回答は、自由入力、選択式回答(単一、複数)、数字入力に対応しています。
4)作成した各問診をドラッグして順番を並べ替えることができます。
5)問診表示のオプション機能を使うことで、カルテに送る際に箇条書き表示にしたり、文章表示にしたりすることができます。
このように、メルプWEB問診では、クリニック側で問診を自由に作成、修正できるようになりました。すでに導入しているクリニック様も、導入を検討中のクリニック様も参考にしてみてください。
もし、紙問診での運用方法に悩んでいらっしゃったり、WEB問診システムをご検討の先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。WEB問診システムの活用方法をご案内させていただきます。