患者さんは、どのタイミングでWEB問診に入力しますか?

患者さんは、どのタイミングでWEB問診に入力しますか?

WEB問診システムをお探しですか?

それでは早速始めましょう!

今回は、導入検討中の先生からよく質問のある「 WEB問診システムをどのように運用すればよいか?」についてです。主に2つの運用方法があります。

(1)クリニックの来院前に事前にWEB問診に記入

(2)クリニックに来院してから待合室でWEB問診に記入

それぞれの場合について、詳しく見ていきましょう。

(1)来院前に事前にWEB問診に記入

クリニックのHPにWEB問診のボタンを設置します。患者さんはWEB問診のボタンをクリックして、クリニックのWEB問診に回答を始めます。回答が終わると「WEB問診への回答が終了しました」と通知が来て患者さんの入力は終了となります。

この場合、患者さんは新たにアプリをインストールするなどの手間は必要ありません。ブラウザ上で問診に記入しますので、携帯電話でもパソコンでもタブレットでも、いつでも空いた時間にWEB問診に記入することができます。

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電話で問い合わせがあった際に事前WEB問診記入を促す

実際に運用しているクリニックでは、電話で「今から受診できますか?」とお問い合わせがあった際に「HPにWEB問診票のボタンがありますので、そちらから事前にWEB問診に記入してください」と伝えることで、97-98%の患者さんが事前に WEB問診に記入してくださっているとのことです。

特に小児科・耳鼻科は患者層が子持ちのママさん世代が多く、WEBでの入力に親和性が高く導入医院も多いです。

(2)クリニックに来院してから待合室でWEB問診に記入

メルプではWEB問診案内のラミネート用紙を用意していますので、直接来院された患者様に対してラミネート用紙を渡して「こちらの案内に従ってWEB問診に記入してください。終わりましたら、ラミネート用紙を返却してください」と伝えます。

患者さんはラミネート用紙のQRコードを読み取りWEB問診に回答します。QRコードを読み取ると、クリニックのHPを介することなく、クリニックのWEB問診ページに直接飛びます。

患者さんは問診の記入を終えたら受付にラミネート用紙を返却します。ラミネート用紙が返却されたことで、患者さんがWEB問診への記入が終了したことがわかりますので、WEB問診を電子カルテに取り込みます。

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スマートフォンを持っていない患者さんの場合は?

直接来られる方で、ご高齢の方などスマートフォンを持っていない、WEB問診の入力に慣れていない患者さんもいらっしゃると思います。そのような場合は、さらに2パターンにわかれます。

1)紙問診を併用する

2)タブレットをクリニックから貸し出して入力してもらう

1)紙問診を併用する

直接来院された方は紙の問診票で、WEBサイトで事前に予約ができる方は WEB問診票でと使い分けることも可能です。

2)タブレットをクリニックから患者さんに貸し出して入力してもらう

整形外科など高齢者の方がたくさんいらっしゃる場合でも、「うちはペーパーレスにしたいので、WEB問診を記入できない方の場合には、スタッフが横でサポートしながら記入します」としているクリニックもあります。そこでは、直接来られた患者さんの場合にも完全にWEB問診のみで運用しています。

この場合は、最初は代行入力でスタッフの手間がとられますが、2,3ヶ月続けていくと、ご高齢の患者さんも慣れてきて自分でタブレット入力できるようになります。

詳しくは、導入事例の「導入してから3ヶ月程度で、9割の方にWEB問診を事前入力していただけるようになりました」をご覧ください。

この場合、患者さんに貸し出すタブレットはiPadである必要はないです(患者さんはアプリをインストールする必要なくブラウザで記入するため)。ですので1万円前後の格安タブレットでも十分可能です。容量も一番小さいもので構いません。詳しくは、「高齢者でもWEB問診を利用できますか?」をご覧ください。

以上見てきましたように、 WEB問診の運用の仕方は、スマートフォンでの入力に慣れている患者層かどうか?によっても変わってきます。

各々の運用に対して柔軟に対応できますので、運用面で悩んでおられる先生がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご相談下さい。WEB問診システムの活用方法をご案内させていただきます。

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