【マーガレットこどもクリニックPart4】発達外来問診でのメルプOCR機能活用。一時保存機能の改善点

【マーガレットこどもクリニックPart4】発達外来問診でのメルプOCR機能活用。一時保存機能の改善点

2021年2月3日開催の第5回問診アカデミーで、マーガレットこどもクリニックの田中先生に、オンライン診療問診・OCR機能活用方法のポイントを伺いました。

発達外来問診でのメルプOCR機能活用。一時保存機能の改善点


吉永
なるほどですね。ありがとうございます。
次は『発達外来』の項目を開きます。

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田中
発達外来は、土曜日に児童精神科の先生に来ていただいて開いているんです。
初診の方については、成育歴など細かい悩みがすごく多いのと、診察の内容をギュッと濃縮したいので、当日問診にかかる時間を減らすために、すごく内容の多い初診の問診票を作ってるんですね。
以前、メルプさんに、問診を一時保存できる機能をつけていただきたいっていうのをお願いしたのですが、今のところまだ出来ていないということで他のシステムを使わせてもらっています。
なぜかというと、やっぱりすごく長い問診なので子育て中のお母さんだと途中で何かしら手を離さなきゃいけない瞬間があって、そのタイミングで最初から全部やり直しってなると、とてもやりきれないだろうということで他のシステムを使っています。
 
吉永
何問くらいあるんでしょうか?
 
田中
どのくらいだろう。質問自体も多いんですけど、そこに書いてくれる文の量もすごい多いんですよね。
 
吉永
それは自由記入のところですか?
 
田中
そうです。
今までのお子さんの育ちの中でどんな困りごとがありましたか?みたいな1行の質問に対しても、もう何行も何行も皆さん書かれる感じなんですよね。普通のパソコンの画面だと何スクロールもしないと見られない感じ。
 
吉永
分かりました。
それは、問診を途中で強制終了ではなくて、一時保存をしてまた次のところから親御さんが書けるようにされたいということですよね?
 
田中
そう。是非そうしていただきたいです。普通の発達外来の問診票ではなくても、すごく小児科の患者さんには喜ばれる機能だろうと思いますね。
 
吉永
ありがとうございます。
対応予定ですのでお待ちいただければと思います。
 
田中
今、発達外来の初診の問診票に関してはkintoneと、kintoneに連結したFormBridgeっていうシステムを使わせていただいているんですけれども、アンケートフォームで親御さんが回答して、kintoneというシステムの中に情報が集約されるんです。その情報をカルテにとばすために、御社のメルプOCRを使わせてもらっています。
 
吉永
kintoneは、途中で質問を保存できるんですか?
 
田中
保存できるんです。
 
吉永
便利ですね。
 
田中
でもシステムが2個に分かれてしまうと、案内の方法も違ってきちゃうし、時々親御さんも初診の問診票をkintoneに送信してしまうこともあるので、是非御社でお願いしたいです。
 
吉永
分かりました。メルプOCRを少し説明させていただきます。
メルプでアプリを提供していえ、すごくシンプルな仕組みなのですが、主に診療情報提供書などあらゆる紙の書類を写真に撮りますと、文章で100%ではないですけれど、ある程度OCRでテキストが表示されます。メルプWEB問診と同じ仕組みでボタンを押して電子カルテに飛ばすという機能をつけています。

OCRのサービスはたくさんあると思いますけれど、電子カルテにカーソルを合わせたところに飛ばせるというのは、弊社の特徴ですのでそこを組み合わせているという感じです。

田中先生のところでは、Webの画面をアプリで読み取っていただいて、必要なところだけを飛ばしているということですかね?

 
田中
そうです。Webの画面をiPadで写真を撮ってとばすということをしています。
 
吉永
なるほどですね。
 
田中
『発達外来(2回目以降)』は、最初の問診のようにすごく細かく聞かないで、前回からどうですか?っていう内容で、フリーで書いてもらって、短い内容の問診になっています。
 
吉永
なるほどですね。


Youtubeでも対談動画を掲載していますので、是非ご覧ください。

【マーガレットこどもクリニックPart5】メルプ問診表示カスタマイズ機能を活用して、医師にとって見やすい問診表示を作成 に続く。