【樹のはなクリニックPart4】インフルエンザ予防接種でのスタッフ問診活用方法

【樹のはなクリニックPart4】インフルエンザ予防接種でのスタッフ問診活用方法

2021年2月12日開催の第6回問診アカデミーで、樹のはなクリニックの奈良岡先生に、コロナウイルス相談としてのメルプ活用方法のポイントを伺いました。

▼目次
  1. インフルエンザ予防接種:電子署名機能
  2. インフルエンザ予防接種:スタッフ問診機能を活用して注射記録も管理

インフルエンザ予防接種:電子署名機能

吉永
一通り患者様向けの問診は見させていただいたのかなと思いますが、先生から話し足りないところなどありますでしょうか?
 
奈良岡
予防接種のところで、インフルエンザの問診票は、最後に自分で電子署名できますよね。
 
吉永
そうですね。
 
奈良岡
この辺の方は、結構IT関係の方が多いらしくて、とても良いと言っていましたよ。WEB問診で全て完結して、打つだけの状態になっているので、この機能は大変好評でした。
 
吉永
ありがとうございます。患者様が受付でそういうふうに伝えていただけたということなんですか?
 
奈良岡
私に言っていましたよ。こちらから「問診票について、どうですか?」と聞いてみた人もいるんですよ。これだけで完結していたら申し分ないっていうことでしたね。院内の待合室に患者さんが溜まらないということをモットーとしているのでね。
もしインフルエンザシーズンに紙の問診票でやっていたら、当院狭いので大変なことになっちゃいますよ。それをなんとか回避したいということで、WEB問診を導入しました。導入するなら最後の電子署名までできるようなものをということでメルプのWEB問診をお願いしたんですよね。
 
吉永
ありがとうございます。電子署名のところを紹介させていただきます。メルプのホームページのところで、機能の紹介をしております。導入されている医院様、皆様ご存じかと思いますが、シェーマ機能と電子署名機能というのがあります。

シェーマ機能というのは、人体図などを用意していただいて、痛みや痺れなどの場所を丸つけをする機能になります。その結果が問診の管理画面のほうに表示されます。

電子署名機能は、先ほど奈良岡先生がおっしゃっていただいた通りですが、『ご署名ください』という質問を受けまして、患者様がスマートフォン上で手書きで名前を記入していただけるという機能になります。
そのままインフルエンザワクチンについての問診もお伺いします。

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インフルエンザ予防接種:スタッフ問診機能を活用して注射記録も管理

 
今まで紹介させていただいたのが、患者向け問診でしたが、もう一つ先生のほうでスタッフ向け問診というのを作成されています。
その中に、『インフルエンザワクチン接種』というのがあります。こちらは一応患者様の問診の結果をもとに、スタッフの方が追加で取得したいというような問診という意図でこちらとしては作っていますけれども、貴院ではスタッフの方が使われていらっしゃるんですか?
 
奈良岡
 
吉永
インフルエンザワクチンの予防接種の問診になりますので、おそらく看護師さんが使用されたワクチン名や摂取量などをポチポチ入力して記録されているのかなと思いました。
 
奈良岡
これで看護師さんの業務がだいぶ減っていますね。
 
吉永
スタッフ問診ですけれど、こちらは実際に問診を回答した患者様の一覧画面です。

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患者様を開きますと、ボタンのような形でインフルエンザワクチン接種というのがありまして、こちらを開きますとこのようにスタッフの方が記入していくという感じですね。
今、記入したインフルエンザワクチン接種に関してのスタッフの記入がここに表示されまして、患者様の問診と合わせて電子カルテに飛ばすことができます。

奈良岡
こうすると非常に早いですよね。
 
吉永
ありがとうございます。インフルエンザの時期などもそうですが、これから新型コロナウイルスのワクチンも始まると思いますので、是非ご活用いただけたらと思います。
 
奈良岡
また作りたいと思います。
 
吉永
新型コロナウイルスのワクチンの問診票に関しては、厚労省からも出ていないと思いますけれど、一応メルプで作りました。しっかりとした厚労省が作成されたものが出てきたら、そちらでまた作成させていただこうと思います。
本日も奈良岡先生、ありがとうございました。
奈良岡
こちらこそ、ありがとうございました。

Youtubeでも対談動画を掲載していますので、是非ご覧ください。