新型コロナの感染症対策でweb問診に。ユーザー側で問診を自由にカスタマイズできる
【いわもと耳鼻咽喉科医院 | 耳鼻咽喉科】
いわもと耳鼻咽喉科医院は、鹿児島県鹿屋市にある耳鼻咽喉科のクリニックです。
めまいを中心に幅広い耳鼻咽喉科疾患を診察され、1日180名前後の患者様が来院されているクリニックです。
メルプWEB問診を導入された背景や独自の活用方法について、院長の大塚先生にお話を伺いました。
ー メルプを導入しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
新型コロナウイルスの感染症対策がきっかけです。
当院は耳鼻咽喉科でして、発熱・味覚臭覚の異常でコロナ疑いを心配される患者様が来院されることもありますので、感染リスクを少しでも下げる環境を作り、患者さんに安心して来院していただきたいと考えました。
今までは、紙とボールペンを渡して、患者さんに待合室でご記入いただいていましたが、自宅で書いていただけたらと思い、ネットでWEB問診を検索し数社比較してメルプを採用しました。
ー メルプのデモを受けた時、どのように感じましたか?
非常に面白いサービスだと感じました。
1つ目は、医師と会話しているようにチャット形式で問診が進む点ですね。もう1つが、ユーザー側で問診を自由にカスタマイズできる点が良いと思いました。
最終的には、もう1社とどちらにしようか悩んだのですが、問診は作成して終わりではなく、運用しながら改善していく点が出てくるはずなので、ユーザー側で問診修正ができるメルプが良いという結論になりました。
ー 実際に問診を作成されるのは大変ではなかったですか?
その点に関しては、実は私が前職でシステムエンジニアをしていまして、まさにメルプのようなユーザー側でカスタマイズしていくサービスを開発・提供していましたので、問診作成はそこまで大変ではなかったです。むしろ、楽しく取り組めました。
最初にいただきました、せごえ耳鼻咽喉科様の問診をもとに当院用にたたき台を作成し、院長がツリー構図の見直しや質問の重複を避けるような手直しをし、このプロセスを数回繰り返しながら作成していきました。2週間ほど準備して運用開始できました。
ー 実際にメルプを使ってみて使い勝手はいかがでしたか?
シンプルで良いですね。
当院ではクラウド型の電子カルテを使っていまして、問診と患者IDを介してシームレスに連携できるのが理想ではあります。ただ、患者さんの問診結果に、看護師がヒアリング内容を付け加える場合もありますので、コピペで電子カルテに貼り付けられるのはシンプルですね。
ー ありがとうございます。現在どのような運用をされていますか?
大体、7-8割がWEB問診、残りの2割が紙問診という感じですね。
本当は全員WEB問診にしたいのですが、当院では、ご高齢の方が多く、1日多い時で180名前後と数多く来院されます。WEB問診が不慣れな方全員にスタッフが付き添って記入となると現状のオペレーションでは難しく、2割程度は紙問診のままですね。
ー なるほどですね。メルプのよかった点を教えていただけますでしょうか?
チャット形式の問診が患者さんから評判が良いようです。
WEB問診を入力された患者さんに、看護師が「入力どうでしたか?」と聞いているのですが、患者さんからの反応は良いとのことです。
やはり、ドクターの顔が出ているので先生と話をしている感じになるのと、自分で自由入力で書くとなるとどのように伝えたら良いかわからず書きづらい部分が、選択式だと選ぶだけなので伝えやすいのだと思います。
ーありがとうございます。メルプの改善点を教えていただけますでしょうか?
いくつかありまして、1つ目は問診終了時の患者側の問診確認画面があると良いですね。
2つ目は、問診作成のプレビュー機能ですね。
現状は、問診を公開しないと患者側の問診動作を確認できませんので、プレビュー機能があると良いと思います。