予約ともスムーズに連動していますので、患者さんは予約、WEB問診と一連の流れで入力して下さるようになりました。

予約ともスムーズに連動していますので、患者さんは予約、WEB問診と一連の流れで入力して下さるようになりました。
【たかはしこどもクリニック | 小児科】

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たかはしこどもクリニックは、東京都杉並区にある小児科のクリニックです。お子さま達のかかりつけの医院として、小児科全般に対応されています。メルプWEB問診を導入された背景や独自の活用方法について、院長の高橋先生にお話を伺いました。

ー メルプを導入しようと思ったきっかけを教えていただけますか?

去年(2020年)秋頃から導入を始めたのですが、当時、当院では2つの課題があると認識していました。
1つ目は、紙問診にしっかり記入される親御さんの割合が徐々に減っていっていたことです。名前や生年月日は記入されますが、症状はほとんど記入されないなどですね。
小児科の場合は、問診で大体6,7割の診断はつきますので、この課題を解決したいと思いました。紙問診は、親が能動的に症状を記入するものですので、能動的に記入してくださらないのであれば、受動的にすればなんとか協力してくれるのではないかと考えました。

2つ目は、当院では順番待ちの予約システムを使っていたのですが、なかなかその順番を守らない方が増えてきましたので、予約システムも刷新したいと考えました。

時期的にちょうどコロナの流行もあって、非接触性にすることで感染の予防にもなりますし、患者さんの動機付けにもなると考え、予約システムと問診を変更しました。

もう一社大手のところと、メルプで検討して、どちらもWEB問診で予約システムにも連動しているという点では同じでしたが、メルプのチャット形式の視認性が、患者さんの受け入れが良いだろうと思いメルプの導入を決めました。
問診も自分で色々と作り込めますし、問診の背景色を変更できる点もよかったですね。

ー メルプのデモを受けた時、どのように感じましたか?

事前に、代表の方がyoutubeで発信されている内容を何回か見て、ある程度のサービスのイメージはできていましたので、デモを受けた時はyoutubeで予習したとおりの使い勝手だなという印象でした。

ー 実際に問診を作成されるのは大変ではなかったですか?

自分が患者さんに聞きたい問診を、問診作成画面から作り込むのは簡単でした。
一方で、大変だったのは、カルテ側に反映させる文言のボリュームと表記の調整ですね。

問診を作り込みすぎてしまうと、カルテに貼り付けられる問診の量も膨大になりますので、電子カルテのスクロール操作が増えます。また、箇条書きではなく文章表記にも設定でできますが、どのように文言を調整したら文章表記になるか頭の中で考えながら問診を作成しますので、カルテにどうコンパクトに問診情報を載せるかの調整が大変でしたね。

ー 実際に導入して、メルプの良かった点・悪かった点を教えていただけますでしょうか

悪かった点はないですね。
自分が課題としていた点はある程度達成できました。

運用開始当初は、予約システムの完了画面にメルプの案内を出していても、読んでいない患者さんもいたりしましたので、認知が少し大変でしたが、今ではだいぶ認知されて9割程度の患者さんがWEB問診に入力してくれていますので、使い勝手は満足しています。

ー 予約システムはどちらをご利用でしょうか?

スマイリーリザーブですね。予約ともスムーズに連動していますので、患者さんは予約、WEB問診と一連の流れで入力してくださいますね。

ー 地域柄、外国人の方も多いのでしょうか?

日本企業の工場が近くにありますので、日系ブラジル人の方が多いですね。
ですので、メルプでブラジルポルトガル語で問診を入力すると、来院時に症状をたくさん口頭で伝えずとも事前にある程度わかるので、患者さんにとっても良いと思います。

ー メルプの改善点を教えていただけますでしょうか?

熱型表を作成するにあたり、メルプの方で問診から熱型表が出ると良いですね。
小児の場合、特に熱型のパターンが重要で、パターンに応じて鑑別疾患も分かれてきますので。

ー ありがとうございます。こちら他の小児科様からもご要望いただいておりまして、開発と共有して検討させていただきます。

ー 現在は、どのようにWEB問診を運用されていますか?

予約システムでドクターキューブを使っていまして、予約が終わると、メルプの問診に回答いただく流れにしています。
先日、メルプの方で患者向けアプリをリリースされていましたので、そうしますと患者さんはアプリからWEB問診に回答できますので、試してみたいと思います。

ー 本日は、お忙しいなかヒアリングを受けてくださり、ありがとうございました。