オンプレ型:ネットにつながっていない電子カルテにも問診を連携できますか?
今回は、導入をお考えの先生からよく質問される「うちの電子カルテは、ネットにつながっていないですが、メルプと連携できますか?」についてご説明させていただきます。
全ての電子カルテに連携できます
先に結論から申し上げますと、メルプは、オンプレ・クラウド関係なく全ての電子カルテに連携できます。既に連携確認済みは以下の通りです(クラウド型含む)。記載のない電子カルテにも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
- Medicom(ウィーメックス株式会社 旧PHC)
- Hi-SEED/Doctor-SEED i(富士フイルム)
- HOPE/EGMAIN-GX・LX(富士通)
- Dynamics(ダイナミクス)
- MRN(EMシステムズ)
- Super Clinic(ラボテック)
- MI・RA・Is(シーエスアイ)
- CLINICSカルテ(メドレー)
- Doctor's Desktop(C・M・S)
- TOSMEC Aventy(キャノン)
- liteカルテシステム(インテクア)
- IMAGEnet eカルテ V3(トプコン)
- Dopanet(MIU)
- タック電子カルテシステムDr.F(タック)
- Brain Box(ユヤマ)
- クオリス(BML)
- メディカルステーション(BML)
- CLIPLA(クリプラ)
- デジカル(デジカル)
- OpenDolphin(LSC)
- きりんカルテ(きりんカルテシステム)
- SimCLINIC(島津製作所)
- FC21ワープ(NTT東日本)
- RACCO(システムロード)
- MAC24(マクロスジャパン)
- ブレイン(メディブレイン)
- イージーカルテ web2.0(グローバルソフトウェア)
- DS KARTE(大新技研)
- アピウス【エクリュ】(亀田医療情報株式会社)
- CLIUS(Donuts)
- AI・CLINIC(アイネットシステムズ)
- セコム・ユビキタス(セコム)
- MEDIBASE(メディベース)
- 医歩(メディカルアイ)
- エフ・カルテット(ニューウェイブ)
- E-Egg(アイソル)
- モバカルネット(NTTエレクトロニクステクノ)
- NOAX(蓼科情報)
- REMORA(ファインデックス)
- HAYATE NEO(ファルコバイオシステムズ)
- NAVIS®-CL(ニデック)
- winestyle(ノーザ)
- ドクターソフト(油井コンサルティング)
- Ahmics V4 Advance(ペットコミュニケーションズ)
どのようにしてネットにつながっていない電子カルテに連携しているのか?
電子カルテは、個人情報のセキュリティの観点から、外部のネットワークに繋がっていなく、院内ネットワークでしか開けない場合がほとんどです。最近クラウドの電子カルテが出てきましたが、普及率は3-4%と、まだまだ非常に低いのが現状です。
メルプWEB問診では、患者さんがネット上で記載した問診内容を、ネットにつながっていない電子カルテにどのようにして連携しているのでしょうか?また、セキュリティは担保されるのでしょうか?
連携に関しては、「Bluetoothを使って文字情報を近距離で飛ばす」という技術を用いています(特許取得済)。まず、クリニック側に専用のiOSアプリ(iPhone/iPad/iPod touch)をダウンロードしていただきます。患者さんが記載したWEB問診は、一旦クリニックの専用アプリにたまります(この端末はネットワークにつながっています)。
そしてクリニックの専用アプリと、電子カルテを近距離で連携する技術を用いることで、アプリ内の文字情報を電子カルテに飛ばすことができます。
これにより、電子カルテでマウスのカーソルを合わせたところに、アプリ内に溜まってきた問診の文字情報が飛ぶという仕組みです。基本的には、患者さんが記載するWEB問診はSOAPのSにあたりますので、電子カルテのSの欄に問診内容を飛ばすことが多いです。
また、連携の際に、電子カルテとアプリは1:1対応させていますので、電子カルテを外部のネットに開放する必要はありません。問診内容は専用のアプリからのみ飛んできますので、外部のネットから電子カルテにはアクセスできないままとなり、セキュリティも保たれます。もちろん、クラウドの電子カルテにも同様の方法でWEB問診を連携できます。
なお、クラウド型電子カルテの場合には、上記以外にもブラウザ経由でのコピー&ペーストもできますので、詳しくは「クラウド型電子カルテの場合のメルプWEB問診連携」をご覧ください
電子カルテメーカーとの打ち合わせも必要ありません
電子カルテ側もあらかじめ、WEB問診を取り込む患者さんのカルテを開いておく必要があります。その代わり、電子カルテを選ぶことなく全ての電子カルテに問診内容を取り込むことができます。
また、電子カルテメーカーと「どういったデータ形式にして問診内容を取り込むか?」「WEB問診を取り込むために、弊社のWEB問診システムだけに穴を開けて取り込めるようにする」などの打ち合わせや、連携の追加開発をする必要がなくなりました。
連携のキットを導入希望の先生にお送りして、先生自らが5分ほどで電子カルテとの問診連携をセットアップできますので、その日から使うことができます。
よく、「電子カルテの担当者より、メルプWEB問診の連携実績がないので連携できないと言われました」「電子カルテの担当者より、連携するには費用が発生すると言われました」というお問合せをいただくのですが、そのようなことはありません。連携に費用は発生しませんし、連携実績がないから連携できないということはありません。
電子カルテの機種に依存せずに連携できますので、もちろん電子カルテ乗り換えの際に追加連携費用は発生しません。詳しくは「電子カルテ変更に伴う追加費用は発生しません」をご覧ください。
もし、紙問診での運用やWEB問診、タブレット問診の電子カルテへの取り込みで悩んでおられる先生がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。WEB問診システムの活用方法をご案内させていただきます。