【問診アカデミー(旧問診ナイト)】セミナーで学ぶ問診票の作り方

【問診アカデミー(旧問診ナイト)】セミナーで学ぶ問診票の作り方

問診アカデミーとは

メルプを導入の先生に問診作成方法や運用方法について対談形式でやりとりする、オンライン無料セミナーです。
メルプを導入していない先生をはじめ、どなたでもご参加いただけます。リアルタイムで視聴者の方からの質問を受け付けて、先生にご回答いただきます。
これからメルプを導入するか考え中、もしくはメルプを利用しているが問診作成の際に心がけていることを他の先生から聞きたい、という先生にぜひご覧いただきたいセミナーです。

過去開催回の内容

第1回:メルプを活用した乳腺外科診療の流れ
にいがた乳腺クリニックの長谷川先生にご登壇いただき、数々の最新機器を活用した診療について解説いただきました。
診察券へのバーコード記載により電子カルテへの患者ID入力を省略・会計の間違い防止の効果を出していることや、乳房や甲状腺の診察に特化した診察用イス兼エコー検査台を活用していることなど、たくさんの工夫を紹介。後半に、メルプをどのように活用しているかをご説明いただきました。
かなり詳細にメルプでの問診をカスタマイズされていて、「大変でした(笑)」とのこと。紙の問診では、転記に時間がかかってしまうので、多くの質問項目を設けられなかったり、設けていたとしてもオペレーション効率の観点から全部を電子カルテに打ち込むことは難しい。しかし、メルプの簡単に転記できる機能があるからこそ、詳細な質問をすることができていると仰っていました。
メルプ利用に際しては、色をクリニックのカラーに変更したり、新潟県乳がん術後地域連携パス向けのWEB問診に活用するなどの工夫をされていました。
問診票冒頭に予約システムのリンクを掲載しておくことで、予約の漏れを防ぐこともされています。WEB問診を使うにあたってはわからないことも多かったが、実際に使いながら日々ブラッシュアップしていったとのことでした。
アーカイブ動画はこちらから。

第2回:在宅診療におけるメルプ活用方法

樹のはなクリニックの奈良岡先生にご登壇いただき、在宅診療、禁煙外来、物忘れ外来におけるメルプの活用方法をお話いただきました。在宅診療において、患者さんに記入してもらうのではなく、先生が聞き取った内容のメモとしてメルプを利用されているのが特徴的です。
「私一人で歩いて患者さんのお家に向かうのですが、ノートパソコンはちょっと重いのです(笑)」と語る奈良岡先生は、メルプを活用すればスマホ一つで記録ができ、家に帰ってからの転記もいらないことに気づいたそう。メルプの機能をフル活用しています。
先生が担当されている禁煙外来や物忘れ外来では、患者さんとのコミュニケーションの取り方が特に重要になってくるとのこと。そしてそのために、事前に患者さんの情報を集めてどのように話すかを考えます。例えば禁煙外来では、子供の有無やペットの有無を把握できれば、副流煙の影響についての話が効果的なのではないか、と考えることができます。
そして従来はこの情報収集を
①事前に記入用紙を取りに来てもらう
②記入してFAXで送ってもらう
③それをスキャンする
という流れで行なっていました。しかしメルプを導入することで、患者さんがお家で入力するだけで完結するようになったため、かなりの効率化につながりました。
問診の細かい質問は、問診マーケット上で他の先生が公開している問診やTDSニコチン依存度テストを引用しつつ、一部はオリジナルで作成されていました。特に未成年対象の禁煙外来の問診については参照できる事例がないので、完全に独自で作られています。
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第3回:地域連携パス向けのWEB問診作成

にいがた乳腺クリニックの長谷川先生に再度ご登場いただき、がん拠点病院と地域のかかりつけ医との連携パス向けのWEB問診について解説していただきました。
新潟県は、手術・抗がん剤の付与等はがん拠点病院で行い、経過観察やホルモン治療を地域のクリニックに任せるという連携をしています。がん拠点病院での勤務経験がある長谷川先生は、拠点病院に渡す紹介状への記入から逆算して問診を作り込まれています。
クリニックを始めた時からメルプを使っていた長谷川先生ですが、毎日問診をアップデートされています。患者さんの回答確認結果のテキストを、そのまま紹介状にコピー&ペーストできることをゴールとして問診を設計されているそうです。
ドラッグ&ドロップで簡単に質問の順番を変更できたり、質問をコピーできたりといった機能に便利さを感じておられます。
質問の内容は、診断の際によく受ける質問を先に聞いておく、マンモグラフィ検査でしこりをスムーズに見つけるために情報収集をする、などの目的を持って作られています。
例えばがん摘出手術後の患者さんからは「こういう時に痛みがあるのですが、再発ではないでしょうか?」という質問をよく受けるため、先に問診で痛みの生じるタイミングを聞いておき、診断の時に説明を行なっています。
マンモグラフィ検査の前には、自覚症状としてどこにしこりを感じるか、どのくらいの大きさだと思っているかを聞いておきます。この際には、◯cmくらい、という数字の目安に加え、「米粒くらい」「1円玉くらい」といった指標も付け加えることで、大きさを正確に把握しています。
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今後の開催予定

第4回〜第7回の開催が決定しております。今後も決まり次第メルプ問診アカデミーに追加していきます。
申し込みは不要で、各回ページに記載のyoutubeライブのURLよりご参加いただけます。
お気軽にご参加ください!