メルプで患者さんの本音を聞き出すことができるようになった点が、とてもよかったです。

メルプで患者さんの本音を聞き出すことができるようになった点が、とてもよかったです。
【坂井耳鼻咽喉科 | 耳鼻咽喉科】

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坂井耳鼻咽喉科は、愛知県春日井市にある耳鼻咽喉科のクリニックです。耳・鼻・のどの病気(風邪を含む)を中心に、赤ちゃんから高齢者まで幅広く対応されています。

メルプWEB問診を導入された背景や独自の活用方法について、坂井先生にお話を伺いました。

ー メルプを導入しようと思ったきっかけを教えていただけますか?

プライバシーへの配慮がきっかけです。
看護師が、中待合室や待合室で患者さんに聞き取りしながら問診をとっている際に、快く答えてくださる患者さんもいらっしゃれば、プライバシーの観点から他の患者さんに聞かれたくないと嫌がる患者さんもいらっしゃいました。ちょうど、WEB問診が世の中に出てきた頃でしたので、興味を持ってアプローチしました。
あと、看護師の問診業務を減らしたいという思いもありました。

ー メルプのデモを受けた時、どのように感じましたか?

実は、もう一社、事前にデモを受けていました。
メルプは、LINE風のチャット形式のインターフェースで、患者さんにも抵抗感がなさそうな点がよかったです。スタッフからも高評価でした。
医師が直接開発されている点にも親しみを覚えました。

ー 実際に問診を作成されるのは大変ではなかったですか?

当時、私が導入した際は、まだあまり問診マーケットにテンプレートが用意されておらず、当院の問診は私の方で作りましたので大変でした。
ただ、たまたまコロナ禍で時間がありましたので、自分で試行錯誤しながら、元の紙問診をベースに作成しました。

ー 実際に導入して、メルプのよかった点を教えていただけますでしょうか?

患者さんの本音がより聞きだせるようになった点がよかったです。
紙の問診票でも、医師への希望欄を用意しているのですが、記入スペースが小さいのと、新患の方のみに記入いただいていました。ですので、患者さんが本当に伝えたいことを十分に記入できていなかったと思います。

メルプ問診だと、医師への希望欄に10行近く記入される患者さんもいらっしゃいまして、その場合でもこちらで患者さんの希望や要望を受け入れられますので、患者さんの本音を聞き出すことができた点がとてもよかったと思います。

ー なるほどですね。具体的にどのような希望を記入されるのでしょうか?

前回の薬から変えてほしいとか、もっと良い治療法はありますかとか、もっと早く他の病院へ紹介してほしいなどといった、診察室で面と向かって伝えにくいことですね。

あとは、問診管理画面で問診をいつでも修正できますので、スタッフからこの質問を修正してほしいなど言われた際にすぐに微修正できる点が良いです。

ー 実際に導入して、メルプのよかった点を教えていただけますでしょうか?

発熱の方が事前にわかる点が良かったです。
他には、喘息の状態を評価するのにACTという質問票があるのですが、メルプのスコアリング機能を使うと、スコアも自動で表示される点が便利でした。

ー ありがとうございます。メルプの改善点を教えていただけますでしょうか?

導入当初、予約システムのテルミーiとメルプとの連携がうまくいかずに大変でした。今は解消されていますが。

他には、問診を1つずつコピーして移動することはできますが、複数の問診をまとめて他の場所にコピーすることができませんので、対応いただけたらと思います。

ー ありがとうございます。複数問診一括コピーに対しては今後の開発で対応させていただきます。

ー 現在は、どのようにWEB問診を運用されていますか?

当院では、アイアコスのテルミーiを使っていて、予約の後、そのままWEB問診に回答していただいています。

ー 独自に工夫されていることがあれば教えてください。

スギやダニの舌下免疫療法に注力したかったので、花粉症だけの問診ツリーを作成しました。その中で、アレルギー検査の希望の有無と、舌下免疫療法の希望の有無の質問を用意したことで、多くの患者さんがアレルギー検査や舌下免疫療法を希望され受けていただけるようになりました。

当院の地区ですと、中学生まで医療費が無料ですので、アレルギー検査を希望される方が結構多く、そのニーズを拾えたことは、患者さんにとっても当院にとっても良かったです。

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ー 本日は、お忙しいなかヒアリングを受けてくださり、ありがとうございました。