【所沢あかだ整形外科Part4】紹介状・オペ記事の取り込みとしてのメルプOCR活用
2021年2月16日開催の第7回問診アカデミーで、所沢あかだ整形外科の朱田先生に、「整形外科・スポーツ障害のWEB問診作成方法」を伺いました。
▼目次
- メルプ新機能のお知らせについて
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メルプOCR活用(紹介状・オペ記事の取り込み)
メルプ新機能のお知らせについて
吉永
これでひと通り見れたかなと思いますが、朱田先生のほうから伝え足りていないとかありますでしょうか?
朱田
そうですね。僕らは本当に普通の機能しか使っていないので、メルプの機能紹介ページをか見ると、赤字になったりする機能あるじゃないですか?
吉永
トリアージ機能ですね。
朱田
ちょこちょこ色んなアップデートされているのを見て、おーと思うんですが、作る時間がないのでついついそのままになってしまうんですよね。
吉永
ご存じかわからないですが、この右上にお知らせというのがありまして、新しい機能や重要なお知らせは全部ここに集約しています。
例えば、最近リリースされた機能の1つで、ラベル機能というのがありまして、特定の患者さんにこの方はインフルエンザの検査する人ですよと問診の回答に紐づけておくことができまして、その回答した人は一覧でラベルが表示されます。タグ付けですね。
朱田
質問の答えにこのラベルがついてくるんですか?
吉永
はい。複数つけることもできます。
朱田
何かを選ぶと自動的にこれが出てくるというわけですか?
吉永
そうです。例えば、『コロナ疑い』『紹介状作成対象』など何でもいいんですが。
朱田
なるほど。
吉永
たくさん機能があってむしろ使いこなせない先生のほうが多いかなと思っているんですけれど。
もう一つ質問がきています。
『来院前(前日など)に問診を入力してこられる方いますか?』
朱田
はい。おられます。当院は電話予約だけなんですけど、電話予約を取った時にホームページからWEB問診をお願いしますと伝えています。
吉永
分かりました。逆に当日飛び込みで来院されて、待合室で問診を記入する方のほうが少ないですか?
朱田
そうですね。予約されてくる患者さんは大体事前にWEB問診に回答してくれていますね。
吉永
電話予約の際にWEB問診の記入してくださいとお伝えするとほとんどの方が事前にやってきてくれるということですね。
メルプOCR活用(紹介状・オペ記事の取り込み)
朱田
あと、OCRめちゃくちゃ便利ですね。すごい助かっています。
OCRは、ないともう厳しいくらいですね。
吉永
どういった時に使われるんでしょうか?
朱田
紹介状の取り込みが一番多くて、あとオペ記事の取り込みがその次に多いですかね。
吉永
オペ記事というのは、病院からくる紹介状の一部ですか?
朱田
私は、クリニックだけではなく、病院の方で手術もしていまして、病院で記載した手術記録を、メルプOCRを使って自分のクリニックの電子カルテに取り込んでいますね。そういう時にめちゃくちゃ便利ですね。
吉永
精度は実際お使いいただいていて、ご満足いたただけているか分からないですけど、紙の紹介状をメルプOCRのアプリを開いて、取り込みたいところ写真を撮りますとこのように文字になります。100%ではないですが、ある程度文字化されて電子カルテに飛ばすことができます。
朱田
お薬手帳もメルプOCRで取り込んでいます。OCRはメルプWEB問診と同じくらい使っています。
吉永
ありがとうございます。
では、今回は以上になります。朱田先生、ありがとうございました。
整形外科に関して、診療の考え方の勉強になりましたね。
朱田
こちらこそありがとうございました。
Youtubeでも対談動画を掲載していますので、是非ご覧ください。