【ひだかこどもクリニックPart2】喘息発作の方向けの吸引・吸入問診
▼目次
- コロナ疑いの方は問診で動線を分ける
- 喘息発作の方向けの吸引・吸入問診
コロナ疑いの方は問診で来院動線を分ける
吉永
引き続き、初診の問診を見ていきますが、『現在、濃厚接触者と指定されていますか?』とコロナの疑いかどうかを聞かれていらっしゃるんですね。
ここにラベル機能を使われていますが、『はい』だと『濃厚接触者』というのが問診一覧に表示される感じですか?
副島
そうですね。出るようしています。
吉永
『はい』の方には『クリニックの駐車場に着きましたら、車内からクリニックへ電話をお願いします。』とアナウンスされているんですね。
副島
正面入り口からでなくて、特別診察室というのがクリニックの中にあって、その部屋に入る専用の出入り口を別に設けているので、そこから入っていただきたいので電話をしてくださいと伝えています。
吉永
動線が分かれているということですね。
副島
そうです。
吉永
一般の入り口から入らないようにということを伝えているんですね。大体これで待っていただけるものですか?
副島
そうですね。
吉永
PCR検査をご家族で受けている方がいる場合も、同じように動線を分けていらっしゃるんですね。
副島
そうですね。あとスタッフがゴーグルつけたりなどの装備も必要になるので、ラベル機能を活用してどういう方なのか見て分かるようにしています。
吉永
ありがとうございます。次の『午前###番』『午後###番』も、そこから先は大体同じ質問でしょうか?
副島
そうです。同じ質問です。
喘息発作の方向けの吸引・吸入問診
吉永
その次の選択肢が『吸入・吸引のみ』ということで、こちらも見させていただきます。
これは再診の方で吸入吸引だけのご希望の方を分けていらっしゃるということですか?
副島
低年齢でお鼻がうまく吸えない方や喘息の発作の方を対象として、お薬はもう貰っているけれども、吸引や吸入だけでもしてほしいという方、したほうがいいよという方を先生からご案内して、毎回診察は受けてもらって、その後に吸入をして、酸素の値を測って帰るというシステムです。
吸入のみで来る方は、特に順番の予約や時間の予約を取らなくていいので、順番とかも飛ばしてなるべく早めにご案内しているというものですね。
吉永
ありがとうございます。改善の度合いを伺っていて、悪化している人に関しては更にどういう状態か聞かれていらっしゃるんですね。
そして希望されるもの『吸入希望(鼻)』『吸入希望(口)』『鼻汁吸引希望』と聞いているんですね。
副島
そうですね。全部選択される方もいます。
吉永
続いて、『乳幼児健診』について見ていきます。
こちらでは『予約時間を教えてください』と聞いているんですね。
副島
乳児健診は昼休みの時間帯に行っていて、細かく時間も決まっているので入力してもらうように作っています。
こちらも元々紙の問診票があったので、質問内容は紙の問診票に沿って作りました。
吉永
ありがとうございます。初診の問診と比較するとシンプルですね。
予防接種歴については全部チェックされていらっしゃるんですね。
副島
そうですね。
吉永
結構細かくとられていて、接種回数も表記されている小児科さんはあんまりなかったと思います。
続いて、再診の問診を見ていきます。『本日はどのような理由で来院されましたか?』の質問で『初診』の選択肢を選ぶと、初診の問診がまたくるという感じですか?
副島
そうですね。既往歴などを省いた状態で、症状についてから始まります。
吉永
ありがとうございます。『再診(前回の続き)』を開きますと、症状については初診と比較すると、症状の経過だけで簡潔に作成されているということでしょうか?
副島
そうですね。
Youtubeでも対談動画を掲載していますので、是非ご覧ください。