【マーガレットこどもクリニックPart5】メルプ問診表示カスタマイズ機能を活用して、医師にとって見やすい問診表示を作成

【マーガレットこどもクリニックPart5】メルプ問診表示カスタマイズ機能を活用して、医師にとって見やすい問診表示を作成

2021年2月3日開催の第5回問診アカデミーで、マーガレットこどもクリニックの田中先生に、オンライン診療問診・OCR機能活用方法のポイントを伺いました。

▼目次

  1. 発熱患者把握のためのメルプ集計機能活用
  2. 面談記録としての患者メモ機能活用
  3. 問診表示カスタマイズ機能で自然な文章として表示

発熱患者数把握のためのメルプ集計機能活用


吉永
ここまで一通りマーガレットこどもクリニックの問診を見ていきましたが、田中先生から補足ありましたらお願いします。
 
田中
集計機能も使っていますね。『受診タイプ』にも集計機能を使っています。どんな人が来てるかなっていうのを見ています。当院は補助金の対象となる発熱外来も対応しているのですが、主訴が発熱なのか否か、どれくらいの人数が発熱で来ているのかを集計するためにも使っていますね。

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吉永
あとは『受診のきっかけ』も集計で見られていらっしゃるんですね。
 
田中
そうです。
 
吉永
実は、2月1日に他院の事務長の方と対談させていただきまして、この『受診のきっかけ』のところを、数字で毎週チェックして、広告をどれだけ出すか、費用対効果を図るために分析されているとのことでした。
 
田中
良いと思います。どうしても紙ベースで聞くと集計ができなくて、結局施策に反映されないので、自動で集計してもらえることは本当に良いですね。
その事務長さんは使いこなしていますね。
 
吉永
それ以前は、紙で正の字を書くという形をとられていたようなので、その手間がなくなったとおっしゃられていましたね。
 
田中
そうでしたか。


面談記録としての患者メモ機能活用

その他に私が使っているのは、患者さんと揉めてしまった時など長い面談をした時に、面談内容をWordやGoogle driveなどに記載して、それをコピペして、問診一覧を開いた画面の一番下の空白のところに貼り付けて、カルテに飛ばして記録として残すために使っています。
 
吉永
こちらの患者問診詳細画面のメモ欄のことですよね。これは先生が使ってらっしゃるんですか?

田中
はい。私が面談記録のために使っています。
 
吉永
カルテを立ち上げながら、先生がカルテに直接記録していくわけにはいかないのでしょうか?
 
田中
上記の話し合いの時は、カルテを書きながらっていう雰囲気ではないので。
 
吉永
なるほどですね。そういう使われ方は初めて伺いました。これは、元々はスタッフの方向けのちょっとしたメモ機能という感じで予定しておりまして、例えば〇〇時来院予定などですね。色んな使い方をされていらっしゃいますね。
 
今、実際患者様が回答した画面を開いていますけれど、このように表示されます。

問診表示カスタマイズ機能で自然な文章として表示

 
田中
そうですね。あと、【主訴】や【既往歴】なども自分で作れるようになりましたよね 。
この機能も便利で、自分の括りたい形に情報を括れるっていうのも便利ですね。
問診の回答の時に、選んだ言葉と若干変えて表示させるようにしていまして、例えば『いつからの咳ですか?』の質問に『2日前』を選んだ際に、『2日前から咳』という文章になるように問診を作りかえたりしています。書き直す手間がなくて、自然な文章として読めるのがとても便利です。

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吉永
ありがとうございます。カルテ表示のところをこだわられる先生は多いですね。もともと多いだろうなということで色々オプション機能をつけていたんですけども、先ほどおっしゃっていたことを例として、編集画面を見ますと、選択式文言というのが患者様の選ぶ選択肢でして、カルテ記載文言には文章になるように工夫されていらっしゃるということですよね。
 
田中
そうです。次の設問につながるように、カルテ表示オプションの『前の質問に続けて表示する』にチェックを入れて、一続きの文章のようになるようにしています。
吉永
ありがとうございます。これだけたくさんの機能を使っていただけていると嬉しいです。
田中
自分が使いやすいように使い込めるので、作っていてもすごく楽しかったです。
 
吉永
逆に、作成する上ですごく手間がかかって大変だったとかはなかったですか?
 
田中
手間はかかりましたけど、わりとこういう作業が好きだったので苦ではなかったですね。

こう決まったものをどうぞと渡されても、うまく運用にのせられなかったと思うので、自分好みの問診を作成できるというところが、なにより良かったですね。
特に当院は運用をコロコロと変えていくので、ちょっと不便があったら変えようとやっていくので、それに合わせて問診の内容も形も変えられるっていうところは、本当に便利です。
 
吉永
ありがとうございます。
本日は、マーガレットこどもクリニックの田中先生に問診作成のこだわられたポイントを伺いました。田中先生ありがとうございました。
田中
ありがとうございました。

Youtubeでも対談動画を掲載していますので、是非ご覧ください。