【レディスクリニック・セントセシリア】妊娠・不妊診察の詳細問診。タイミング療法・人工授精・体外受精・顕微受精

【レディスクリニック・セントセシリア】妊娠・不妊診察の詳細問診。タイミング療法・人工授精・体外受精・顕微受精

吉永
フリクシーの吉永です。

三原
三原です。よろしくお願いします。

今回は、青森県にあるレディスクリニック・セントセシリアについて、かなり細かく婦人科の問診を聞かれていますので紹介しようと思います。

今日紹介する特徴は4つです。

産婦人科の中でも妊娠・不妊のところは特に詳しく質問されていると思いました。

更に性病の質問や、他のクリニックでどのような検査を行ってきたか、治療に関しても詳しく質問をしています。

まず、クリニックの紹介ですが、青森県青森市にあるクリニックで、無痛分娩も含めて妊娠や不妊治療にかなり力を入れていらっしゃるなという印象を受けました。HPが綺麗ですね。

では、問診も紹介していきたいと思います。

最初はシンプルに初診/再診で分かれていて、初診を開きますと、こちらもシンプルですね。職業や身長、体重、血液型、医師に伝えたい事などを聞いています。

その後、主訴を開くと、こちらは細かく分かれていますね。妊娠の診察、分娩、生理の異常、子どもができないや更年期の症状、女性の症状全てが選択肢に用意されています。

三原
婦人科って幅広いんですね。

ここに症状と目的が入り交じっている点が良い意味でユーザーフレンドリーというか、来られる理由が症状ベースの人と目的ベースの人がいるということですね。

敢えて混ぜてしまうのもいい所だと思うので、患者さんからすると症状かどうかは関係ないですよね。


吉永
特にピルなどは明確な目的で来られるので、妊娠もそうですね。


三原
質問の階層を混ぜて聞くのは紙の問診だと難しいと思いますので、ここはWEB問診の良い所だと思っています。


吉永
妊娠の診察という選択肢を開くと、市販のテストを受けてきたかどうか、妊娠が確定した際にどうするかを聞いています。

里帰り分娩の場合は無痛分娩をされていますので、希望するかどうかを聞いています。

不妊の問診がかなり細かいですね。何人目のお子様をご希望ですかという選択肢も用意されています。

従来は、結婚後2年間子供が出来なければ不妊となっていたのですが、最近早まりまして1年になりました。
1年間子どもを作ろうとしてもできなかった場合は不妊になります。ですので期間は重要になります。


三原
説明会という表現も面白いなと思いましたが、聞き方の柔軟さはフレンドリーな感じがしますね。


吉永
過去に他院で不妊治療を受けた場合の選択肢を細かく見ていきたいと思います。
感染症が原因で妊娠できない場合もありますので、詳しく聞いています。


クラミジアと淋病に関して、検査結果と、治療の有無、治療を受けた時期、治療を受けた施設を聞いています。

三原
不妊の理由に色々なものがあって探索的な検査をしなければいけないので、もし他院で既に潰している可能性があるのであれば、2度受けなくていいようにできるだけ丁寧に聞いているっていうことですかね。


吉永
はい、そうだと思います。

他にも、血液型や肝炎などの検査を受けたかどうか、検査に関しては感染症の血液検査だけでなくホルモンの検査など、アプローチが多いですね。


三原
原因が多岐にわたるということなんだろうなあ、難しいですね。


吉永
血液検査だけでなく、子宮卵管造影検査も選択肢で用意していますね。

物理的に卵子の通り道が障害されていないかどうか、障害されている場合は妊娠しても着床しないことがあるので、用意されています。

三原
理由がいっぱいあるんだなあ、難しいですね。


吉永
ヒューナーテストは精子のテストですね。時期と結果を聞いています。
不妊の半分は男性なので、ここでチェックがついていない場合は男性もということになるかもしれないです。

検査はここまででして、ここからは治療に関してみていきます。
まず、タイミング療法に関しては、医学用語と合わせて治療内容を細かく患者向けに説明しています。


三原
二人の原因が多岐にわたる点もそうですが、治療介入の仕方も度合いが色々あるということですよね。
投薬だけではないわけですよね。


吉永
原因によってはタイミング療法で解決する場合もあれば、体外受精などのアプローチになるので細かく聞いています。
自然排卵の後に括弧で(排卵誘発剤を使用しない)など詳しく書いてあるのがいいですね。

タイミング療法の次は人工授精です。
そもそも人工授精とは何かを記載しています。受けたことがある場合は、何度受けたことがあるかを聞いています。

三原
既に受けられている方は前から通っていらっしゃると思うので、回数なども手帳でつけていたりするんでしょうかね。
患者さんも知識を持っていらっしゃる方が多いってことですよね。

吉永
体外受精や顕微授精をそれぞれ何回行ったかや施設の名前などを聞いています。
旦那さんの既往歴や手術歴、男性不妊の治療について聞いています。

不妊治療は保険適用になるかもしれないと話題なので、さらに患者さんが増えるかもしれないですね。


三原
保険適用してほしいなと思いますが。

この問診を拝見する限り、対面で聞かなければいけないこともメルプであれば柔らかく聞けるので、個人的には専門外来でセンシティブであればあるほどweb問診で、患者さんのプライバシーという意味でも聞きたいことをしっかり聞けるのですごくいいなと改めて思います。
吉永
作り込めば先生のサポートにかなりなると思いますので、特に産婦人科は若い方が多いですので、web問診との親和性は高いと思います。

今回は以上になります。
特に産婦人科の先生で導入を迷われている先生や、既にメルプを導入されて問診を作られる中で参考になる点がありましたらご活用ください。

次回はぐんぐんキッズクリニックという小児科のクリニックになります。

ありがとうございました!

Youtubeでも紹介していますので、是非ご覧ください。