【HAQスコア】メルプのスコアリング機能を活用して、関節リウマチの機能障害の程度を評価
【作り方のポイント】
1)HAQスコアとは?
関節リウマチは関節を中心に機能障害をもたらす病気です。
症状をもとに、できるだけ簡便に、かつ客観的に機能障害の程度を知るための指標として、「HAQスコア」があります。
日常生活で行う動作に関する質問に対して
・何の困難もない(0点)
・いくらか困難である(1点)
・かなり困難である(2点)
・できない(3点)
という4段階から、もっとも自分の状態に近いものを患者さん自身に回答してもらい、それぞれの点数を合計し、平均数字をだします。
・何の困難もない(0点)
・いくらか困難である(1点)
・かなり困難である(2点)
・できない(3点)
という4段階から、もっとも自分の状態に近いものを患者さん自身に回答してもらい、それぞれの点数を合計し、平均数字をだします。
ですので、今回のHAQスコアの問診のように、各質問の選択肢ごとに点数が決められていて、合計点で重症度を分類する場合には、メルプのスコアリング機能を有効活用することができます。
3)過去にリウマチ治療歴の有無を質問
リウマチ治療薬には、NSAID・抗リウマチ薬(DMARD・MTX)・生物学的製剤・副腎皮質ホルモン・JAK阻害剤など様々あります。
治療歴がある場合には、過去にどのような治療を受けてきたか、治療薬の種類と投与量を聞いています。