メルプ電子署名を活用したインフルエンザワクチン問診の作り方
インフルエンザワクチン問診作成
紙の問診票に、ロット番号を記入して署名をしたり、医院のハンコを押したりという作業は数が多いと大変ですよね。
メルプWEB問診では患者署名、医師署名が必要なワクチン接種問診にも対応していますので、上記の業務もWEB上で自動化できます。
1)ワクチン問診のテンプレートをコピー
メルプでご用意しているワクチン問診テンプレートをコピー利用できます。問診だけではなく、注意事項や、患者署名機能も備わっていますので0から作成する必要はありません。
※下記はイメージ画像です
2)医師署名を画像として登録
医師署名をあらかじめ画像として登録しておくと、毎回、ハンコを押したり署名したりしなくても、自動で患者問診に医師署名が挿入されます。
(医師署名の画像確認:詳細設定ボタンをクリック>医師署名の「こちら」をクリック)
3)スタッフ問診に、ロット番号や体温に関する質問を記載
メルプでは、患者向けの問診だけではなく、スタッフが使う用の問診も作成可能ですので、下記のように、診察前体温やロット番号などをあらかじめ記載しておいて、
スタッフにて情報追加もできます。
これで、インフルエンザワクチン問診作成完了です。最後に医師側で患者問診がどのように表示されるかを確認しましょう。
まず、患者さんの問診入力画面はこちらです。
患者さんの問診は医院側では下記のように表示されます。
患者署名と、医師の署名が自動で挿入されているのが分かりますね。
医師署名ですが、複数医師の場合に選択して該当の医師の署名を表示することもできます。
スタッフ問診を起動して、ロット番号や体温を入力
スタッフが記入したロット番号やワクチンの種類などの情報は患者問診と合わせて電子カルテに送信することができます。
インフル以外のワクチン問診も作成可能
上記のワクチン問診はインフルエンザ以外も作成可能です。特に小児科の場合はお子さんの予防接種で、水痘やMR、おたふくなど取得する問診の種類も多いと思います。
その場合、こちらの小児科の作成問診のように、各ワクチン項目ごとに問診を作成できます。
最後に、ワクチン問診に関してよくあるお問い合わせについて回答いたします。
1)問診の内容をプリントアウトして保存しておく必要はありますか?
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準拠した形で、電子保存していますので、プリントアウトする必要はありません。ガイドラインに準拠してメルプ上で最低5年間保存しています。
もちろん、問診結果画面をプリントアウトすることもできますので、プリントアウトもしくはPDFとしてUSBに写して保存しておくこともできます。
2)当院では1年で1000-2000ワクチン程度使用します。問診データの保存をiPad上で容量的に問題ないでしょうか?
問題ありません。メルプはクラウド上にデータを保存していますので、iPadの容量には依存しません。問診の数が多くなったために、iPadの動作が遅くなるといったこともありません。