頸動脈エコーの説明

頸動脈エコーの説明

WEB問診の結果に基づくと、今回の診察の際に頸動脈エコー検査のご案内をさせていただく可能性が非常に高いです。
そのため診察室に入るまでに、下記の頸動脈エコーに関するよくある質問をご確認ください。

【頸動脈エコーに関するよくある質問】
Q.頸動脈エコー検査とは何ですか?
頸動脈エコーとは、超音波を用いて頸動脈壁のプラークの状態、狭窄している部分の血流を観察する検査です。
X線撮影や核医学検査のように放射線による被曝の心配がありませんので、繰り返しても安全に行うことができます。

Q.頸動脈エコー検査で何がわかるのですか?
A.頸動脈の詰まり(プラークや血栓)や狭窄の有無から動脈硬化の進み具合を観察します。脳梗塞、狭心症、心筋梗塞など全身の動脈硬化疾患の発生リスクを早期発見します。

Q.どのような人が頚動脈エコー検査を受けた方がいいのですか?
下記に当てはまる方は受けた方が良いです。
■動脈硬化の危険がある方
高血圧、糖尿病、脂質異常症 (コレステロールや中性脂肪が高い) 高尿酸血症(痛風)、肥満、喫煙歴、メタボリックシンドロームなど。
■脳梗塞を発症、または指摘されたことがある方。
■ご家族の中に心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、腎不全、動脈瘤などの病気にかかったことがある方。

Q.検査はどうやるのですか?
A.首の左右両側にエコーを当て動脈壁の状態を観察します。痛みもなく横になって行う身体への負担の少ない検査です。
検査時間は、20分程度になります。(観察状況により所要時間は前後します)

Q.検査前に制限はありますか?
A.特にありません。(服装は首元が大きく開いているものが好ましいです)