【金沢T&DクリニックPart2】糖尿病の生活習慣の改善について、患者さんが聞きたいことを選択肢として表示
吉永
こちらが行動変容のステージモデルです。
大体6ヶ月、1ヶ月で区切って、改善する気がそもそもない人もタイミングが違いますので、どの段階にあるのかを聞いています。
一般的に確立されたステージモデルに添っています。
三原
改善するつもりがないと言われたら、薬で下げるしかないんですかね。
改善するつもりがないと言われたら、薬で下げるしかないんですかね。
吉永
基本的にはよほど高くない限り、食生活の改善を3か月したのちに血液検査をして、糖尿病の値が改善していればそのまま食生活の改善を頑張ります。
基本的にはよほど高くない限り、食生活の改善を3か月したのちに血液検査をして、糖尿病の値が改善していればそのまま食生活の改善を頑張ります。
頑張ったけれども改善がなければ、お薬を処方するという感じですね。
あとは、改善するつもりがない場合は、最初からお薬を処方する場合があります。
そもそも、そういった方は値が悪い事が多いのと、ここでいくら医師が食生活改善を話しても逆に来院しなくなることがリスクになる場合がありますので。
そもそも、そういった方は値が悪い事が多いのと、ここでいくら医師が食生活改善を話しても逆に来院しなくなることがリスクになる場合がありますので。
三原
なるほど、難しいんですね。
なるほど、難しいんですね。
医学的に正しいことでも、患者さんが相手なのでかなり難しいですね。
改善するつもりがあるかないかで説得度合いが違うので知っておく必要がありますね。
改善するつもりがあるかないかで説得度合いが違うので知っておく必要がありますね。
吉永
そうですね、あとは根気強く、行動変容させるような声掛けをするとかですかね。
改善するつもりがない方でも、身近な人が糖尿病になって苦労しているとガラッと変わったりするので、気長に対応するというのもあるかもしれないです。
そうですね、あとは根気強く、行動変容させるような声掛けをするとかですかね。
改善するつもりがない方でも、身近な人が糖尿病になって苦労しているとガラッと変わったりするので、気長に対応するというのもあるかもしれないです。
生活習慣の改善について、患者さんが聞きたいことを選択肢をたくさん用意して聞いています。
三原
これもフレンドリーですね。
これもフレンドリーですね。
どのようなアプローチをしようとしているかは患者さん側の意向を聞いておいた方が対処しやすいっていうことですかね。
吉永
そうですね。
そうですね。
例えば、高血圧でよく塩分制限6gと言われるのですが、患者さんにしてみれば6gと言われてもどのくらいか分からないというのがあります。
例えば製薬会社の方がパンフレットを作成されているのでそれを渡して説明したり、具体的な食事を伝えたりしています。
三原
私の先入観で、専門外来になると薬を処方するというイメージがあったのですが、そういう訳ではなくきちんと生活習慣まで向き合っていくという気持ちが伝わりますね。
私の先入観で、専門外来になると薬を処方するというイメージがあったのですが、そういう訳ではなくきちんと生活習慣まで向き合っていくという気持ちが伝わりますね。
吉永
ここまで作り込まれているところは、一般内科にはなかなかないですね。
以上、ここまでが、糖尿病問診に関しての説明でした。
あと、女性向けの質問も詳しく聞いていますので紹介します。
「性別を教えてください」から、女性を選択すると、妊娠に関しては一般的なところですが、閉経に関してホルモンのバランスの乱れを疑われる症状についてここまで聞いているのは、かなり細やかに作られていますね。
三原
甲状腺は結構大きく関係してくるからですかね。
甲状腺は結構大きく関係してくるからですかね。
吉永
更年期症状と言われる症状を主に選択肢に入れていますが、甲状腺と症状が見分けがつきにくい症状もあるので、別に聞いているのかもしれません。
更年期症状と言われる症状を主に選択肢に入れていますが、甲状腺と症状が見分けがつきにくい症状もあるので、別に聞いているのかもしれません。
一般内科ですとここまで聞かないので、ここが特徴的かなと思います。
三原
甲状腺と生活習慣病って、ものすごく難しいものを扱われているんだなという印象を持ちました。
甲状腺と生活習慣病って、ものすごく難しいものを扱われているんだなという印象を持ちました。
薬を処方して終わりではないことを考えると、ものすごく難しそうな専門外来をされている印象ですね。
吉永
そうですね。実は、院長の織田先生が、メルプ導入事例のインタビューを受けてくださいまして、そちらも紹介できればと思います。
そうですね。実は、院長の織田先生が、メルプ導入事例のインタビューを受けてくださいまして、そちらも紹介できればと思います。
最初メルプの説明を受けて、提供雛形問診が一般内科向けの問診でしたので、専門クリニックにはあまり向かないのではないかと考えてらっしゃいまして見送る方向でした。
コロナの関係で、新型コロナ対策でWEB問診を使ってみようということで、使ってみたところ、作り込めば専門外来の問診も行けるのではないかと思いました。
三原
なるほどですね。
今の作られている問診を見る限り、専門外来こそメルプっていう感じがします。
なるほどですね。
今の作られている問診を見る限り、専門外来こそメルプっていう感じがします。
あの量は紙だと聞けないと思うので。
吉永
そうですね。
そうですね。
やはり他のクリニックと比較して倍くらい量が多いかなと思います。
患者さんが大変なのではないかと聞いたのですが、逆に先生からは「多いんですか?」という印象で、WEB問診がなかった時は対面で同じことを聞いていたので、それが前倒しになっただけとおっしゃっていました。
実際このようになりますが、画面で見ると選択式になるので、意外と重たくないというか、大変ではないですね。
20問くらいが平均かなと思っていましたが、専門外来ですと40問くらいでも答えてくださっています。
患者さんも、他では診てもらえなかった自分の症状を伝えたいと思って来られていると思います。
三原
初診の時に、来院してからヒアリングしていることを事前に聞けるということですね。
初診の時に、来院してからヒアリングしていることを事前に聞けるということですね。
専門外来こそメルプですね。
吉永
それも謳っていきたいなと思います。
それも謳っていきたいなと思います。
あとは、システムとして問診を取得していきますので、忙しいときには口頭で聞き漏れがあったりするのが、抜け漏れなく情報が取れる点があります。
三原
メモするだけでも大変ですもんね。
メモするだけでも大変ですもんね。
吉永
はい。
まとめに移ります。
今回は、金沢T&Dクリニックという甲状腺・糖尿病の専門外来について説明しました。
専門外来に特化されているだけあって、甲状腺・糖尿病については生活習慣などについて詳しく取られている点が特徴的でした。
三原
今日拝見して、こんなに丁寧に診てもらえるならぜひ受けてみたいと思う反面、お世話にならないように生活習慣に気を付けないといけないなと思うような身につまされる問診でした。
吉永
そうですね、全てが明らかにされるような問診でした。
そうですね、全てが明らかにされるような問診でした。
Youtubeでも紹介していますので、是非ご覧ください。